研修導入事例|社会福祉法人 三幸福祉会様インタビュー
社会福祉法人 三幸福祉会
副理事長 佐藤 晋一 様
https://www.sanko-fukushi.jp/
社会福祉法人 三幸福祉会(特別養護老人ホーム、介護付きホーム、認可保育園などを運営)にて、例年実施している【副主任対象の管理職研修】を担当させていただきました。
研修実施の経緯や実施後の感想について、副理事長の佐藤さんにお話を伺いました。

4〜5年前でしょうか、コロナ禍以前からのお付き合いでした。
新卒のリクルーター向けの研修を、数年前から外部にお任せしていたのですが、なかなかしっくり来てなくて、毎年のように研修会社を替えていました。
そんな時に、グループの三幸学園(https://www.sanko.ac.jp/)で実施した研修が、従業員にとても好評だという話を聞き、人事経由でご紹介いただいたのがポジティブ・キャリアの多胡さんでした。
どんな研修だろう?と興味を持ち、当時新卒担当のメンバーがオブザーブとして現地に趣いて「これは良い!」という手応えを持ち帰ってきてくれました。そこからご縁が生まれ、今の管理職研修へとつながっています。
上司にあたる主任たち自らが構成する人材育成委員会で、「うちの副主任たちにぜひ受けさせたい!」との強い希望から始まったプログラムなんです。
研修にお金をかける慣習の少ない福祉業界で、新しい研修を選ぶというのはやはり心理的なリスクが伴います。そんな中で「あの講義を受けて良かった」という声があれば、次もお願いしようかな、となりますよね。そんな前評判があり、昨年度から多胡さんにお願いしています。
プログラム的には「三つの柱」のご提案がありまして、
・リーダーシップとマネジメント
・自己理解・他己理解からの「人を動かす力」
・ストレス対処とリフレーミング
これがまさに副主任に伝えたい内容だったので、非常に刺さりました。
「主任のみなさんが、下の子達に受けさせたいと思ったから依頼したんです!」と言ってくださったことは、涙が出るぐらい嬉しかったですと当時を振り返る多胡。


みんな現場の仕事をやっていて、人を支えたりする援助はできるし協力関係はあったとしても、前面に立ってみんなを引っ張るリーダーシップは未経験・未学習な部分が多いんです。
今回の研修では、リーダーシップや、リーダーが取るべき行動について具体的な手法が示されていて、難しい理論だけでなく豊富な例え話を交えながら、分かりやすく学べたのが魅力でした。例えば、全員で絵を描いて見せ合ったり、家の設計図に置き換えた比喩など、誰でもイメージが湧きやすくて頭に入りやすいんです。
また、グループ内で「職場に戻ったらこうしようと思う」「次はこうやってみたい」と発言し合うことで、行動をコミットする仕組みも印象的でした。自分の仕事に落とし込める、リーダーシップを全て理解していなくても、最初の一歩を踏み出せる、そんな設計がされている点が素晴らしいと感じました。

ストレス対処法に関してのテーマも非常に有意義でした。
福祉業界ではストレスは切り離せない存在ですが、他業種の事例を知る機会や発散法を学ぶワークがたくさんあって、皆の意見を共有しながら多角的に考えられたのが良かったです。
オブザーバーの佐藤さんからも、現場感のある事例をその場で引き出す全員参加型
参加者みんなが発言し合うライブ感
ゲームやワークなども動きがあって、飽きさせない工夫が盛りだくさん
また、楽しみながら学ぶ・考えるというところが非常にユニークでよいと思った点でもありました。
頻繁にテーブルを回り、受講者とのコミュニケーションも取る。
皆さん本当に真剣で、とても素直で真面目なメンバーでした。仕事を大切にしている三幸グループさんらしさを感じましたね。
行動特性分類(タイプ分類)を通じて、自分の特徴や、他者との違いを知るコンテンツが特によく盛り上がるのですが、今回も他の会社様以上に盛り上がったと感じています。
また、人との向き合い方については、労働集約型の業界ならではのご苦労がある中で、非常に関心が高かった印象です。
仕事の現場では、必ずしも能力の高い人ばかりではなかったり、長く続かないこともあります。特に福祉業界ならではの大変さも多いのだと思います。そういった意味で、人との向き合い方や付き合い方に興味を持っている方が多かったと感じました。
研修は「正解を教える場」ではなく、単なるインプットの時間でもないと考えています。
思考し、自分の言葉で発信していくことで、学びは本当の意味で深まります。だからこそ、インプットとアウトプットのバランスを大切にしています。
また私は「先生ではない」というスタンスを大事にしています。
講義中心ではなく、参加者自身の気づきからアクションを起こしてもらう。そのための「起爆剤」のような役割を意識して、研修に臨んでいます。
熱を入れて語ることで、行動変容へとつなげる。“情熱お兄さん”と呼ばれることも笑


研修で学んだことを活かしながら、これからの仕事をより活発に進め、ストレスとも上手に付き合っていってほしいと思います。ストレス発散方法を考えるグループワークもたくさんあり、リアリティのある内容が多かったと感じました。
リーダーなど、組織の核となる人たちが変わっていけば、職場はもっと働きやすい環境になっていくと思いますし、相互扶助の観点からも、非常に良い取り組みだと感じています。

今回は本当にありがとうございました。多胡さんの研修の運びは、本当に素晴らしく、皆いきいきと研修に取り組むことができていました。この研修を通じて、今の現場課題を自分たちの力で乗り越えていけるような動きが生まれると良いなと感じています。組織の核となるところから変えていくという意味で、今回は副主任向けの研修でしたが、主任もお願いできましたら幸いです。よろしくお願いいたします!

今回、三幸福祉会様での研修を実施させていただき、現場で働く方々の想い・懸命さをあらためて感じる貴重な機会となりました。素晴らしい人たちが働いていて、この研修もひとつのきっかけとして、さらに仕事の時間が有意義なものに変わることを心から願っています。引き続き、ご期待に沿えるよう精進して参りたいと思います。
社会福祉法人 三幸福祉会の公式サイトはこちら
https://www.sanko-fukushi.jp/
副理事長 佐藤 晋一 様
https://www.sanko-fukushi.jp/
社会福祉法人 三幸福祉会(特別養護老人ホーム、介護付きホーム、認可保育園などを運営)にて、例年実施している【副主任対象の管理職研修】を担当させていただきました。
研修実施の経緯や実施後の感想について、副理事長の佐藤さんにお話を伺いました。

今回ご依頼いただいた経緯を教えてください
4〜5年前でしょうか、コロナ禍以前からのお付き合いでした。
新卒のリクルーター向けの研修を、数年前から外部にお任せしていたのですが、なかなかしっくり来てなくて、毎年のように研修会社を替えていました。
そんな時に、グループの三幸学園(https://www.sanko.ac.jp/)で実施した研修が、従業員にとても好評だという話を聞き、人事経由でご紹介いただいたのがポジティブ・キャリアの多胡さんでした。
どんな研修だろう?と興味を持ち、当時新卒担当のメンバーがオブザーブとして現地に趣いて「これは良い!」という手応えを持ち帰ってきてくれました。そこからご縁が生まれ、今の管理職研修へとつながっています。
サービス内容のどういったところに惹かれて利用を決めましたか?
上司にあたる主任たち自らが構成する人材育成委員会で、「うちの副主任たちにぜひ受けさせたい!」との強い希望から始まったプログラムなんです。
研修にお金をかける慣習の少ない福祉業界で、新しい研修を選ぶというのはやはり心理的なリスクが伴います。そんな中で「あの講義を受けて良かった」という声があれば、次もお願いしようかな、となりますよね。そんな前評判があり、昨年度から多胡さんにお願いしています。
プログラム的には「三つの柱」のご提案がありまして、
・リーダーシップとマネジメント
・自己理解・他己理解からの「人を動かす力」
・ストレス対処とリフレーミング
これがまさに副主任に伝えたい内容だったので、非常に刺さりました。



実際に研修をご覧になっていかがでしたか?
みんな現場の仕事をやっていて、人を支えたりする援助はできるし協力関係はあったとしても、前面に立ってみんなを引っ張るリーダーシップは未経験・未学習な部分が多いんです。
今回の研修では、リーダーシップや、リーダーが取るべき行動について具体的な手法が示されていて、難しい理論だけでなく豊富な例え話を交えながら、分かりやすく学べたのが魅力でした。例えば、全員で絵を描いて見せ合ったり、家の設計図に置き換えた比喩など、誰でもイメージが湧きやすくて頭に入りやすいんです。
また、グループ内で「職場に戻ったらこうしようと思う」「次はこうやってみたい」と発言し合うことで、行動をコミットする仕組みも印象的でした。自分の仕事に落とし込める、リーダーシップを全て理解していなくても、最初の一歩を踏み出せる、そんな設計がされている点が素晴らしいと感じました。

ストレス対処法に関してのテーマも非常に有意義でした。
福祉業界ではストレスは切り離せない存在ですが、他業種の事例を知る機会や発散法を学ぶワークがたくさんあって、皆の意見を共有しながら多角的に考えられたのが良かったです。



また、楽しみながら学ぶ・考えるというところが非常にユニークでよいと思った点でもありました。

多胡さんにも伺ってみましょう— 実際に研修をしてみていかがでしたか?
皆さん本当に真剣で、とても素直で真面目なメンバーでした。仕事を大切にしている三幸グループさんらしさを感じましたね。
行動特性分類(タイプ分類)を通じて、自分の特徴や、他者との違いを知るコンテンツが特によく盛り上がるのですが、今回も他の会社様以上に盛り上がったと感じています。
また、人との向き合い方については、労働集約型の業界ならではのご苦労がある中で、非常に関心が高かった印象です。
仕事の現場では、必ずしも能力の高い人ばかりではなかったり、長く続かないこともあります。特に福祉業界ならではの大変さも多いのだと思います。そういった意味で、人との向き合い方や付き合い方に興味を持っている方が多かったと感じました。
研修は「正解を教える場」ではなく、単なるインプットの時間でもないと考えています。
思考し、自分の言葉で発信していくことで、学びは本当の意味で深まります。だからこそ、インプットとアウトプットのバランスを大切にしています。
また私は「先生ではない」というスタンスを大事にしています。
講義中心ではなく、参加者自身の気づきからアクションを起こしてもらう。そのための「起爆剤」のような役割を意識して、研修に臨んでいます。

当日の雰囲気や受講者の声


この研修を受けた後の期待感があれば教えてください
研修で学んだことを活かしながら、これからの仕事をより活発に進め、ストレスとも上手に付き合っていってほしいと思います。ストレス発散方法を考えるグループワークもたくさんあり、リアリティのある内容が多かったと感じました。
リーダーなど、組織の核となる人たちが変わっていけば、職場はもっと働きやすい環境になっていくと思いますし、相互扶助の観点からも、非常に良い取り組みだと感じています。

最後に一言お願いします。
今回は本当にありがとうございました。多胡さんの研修の運びは、本当に素晴らしく、皆いきいきと研修に取り組むことができていました。この研修を通じて、今の現場課題を自分たちの力で乗り越えていけるような動きが生まれると良いなと感じています。組織の核となるところから変えていくという意味で、今回は副主任向けの研修でしたが、主任もお願いできましたら幸いです。よろしくお願いいたします!

ポジティブ・キャリア社より
今回、三幸福祉会様での研修を実施させていただき、現場で働く方々の想い・懸命さをあらためて感じる貴重な機会となりました。素晴らしい人たちが働いていて、この研修もひとつのきっかけとして、さらに仕事の時間が有意義なものに変わることを心から願っています。引き続き、ご期待に沿えるよう精進して参りたいと思います。
社会福祉法人 三幸福祉会の公式サイトはこちら
https://www.sanko-fukushi.jp/